私はボタニカリーという会社を設立し、アロマのOEM事業を営んでいます。
そこで改めて自分の役割を思い出しながら、起業時にエンジニアがいることのメリットを考えてみました。

前回は「事業範囲拡大」についてのメリットでしたが、
今回は「最適なシステムプラットフォームの選択」について書いてみたいと思います。

今の時代、どのような事業をやろうともインターネットの活用を避けて通ることはできません。
インターネットを使って集客したり、売るモノを管理したり、販売したり…
会社を運営するメンバーは、常に様々な場面でシステムと向き合い、
自分たちにとってメリットのある選択をしなければなりません。

通常そういった時は、システム開発会社に相談したり、目的に合う商談ツールを探したりすることになります。
もちろんそれで良いパートナーや商談ツールが偶然見つかることもあります。
しかし、よくあることとして、システム開発会社は自分たちの利益を優先し、
本来選ばなくていいはずの流行りのシステムを勧めてきますし、
ある特定の機能が使えればそれでいいのに、使いもしない大量の機能が実装された商談ツールを使うことになり、
そのおかげで毎月多額の利用料金を支払わなくてはいけなくなります。

AWSやGCPなどのクラウドサーバは良い例です。
実際はレンタルサーバを使った方がサーバは安定するし、人件費も含めた月々のコストも安くなる、
運営も特に問題なく行えるのにも関わらず、やたらとそういったサービスを勧めているシステム開発会社はたくさんあります。

起業メンバーにエンジニアがいれば、利害関係が対立しないですから自分たちの利益を最優先に考えてくれますし、エンジニアは自分がそういったプラットフォームを作れることも考慮し、最も柔軟で無駄な機能もなく、コストをしっかりと抑える方法を提案してくれるでしょう。

通常、システムの利用は毎月のコストとして乗っかってくるものです。
だからこそここでしっかりと費用を抑えておくと、競合他社に差をつけることができます。
プラットフォームの最適な選択は、事業規模が大きくなるほど大きな差となって現れてくるのです。

Contact
起業 に関するお問い合わせは、当サイトのContactページのフォームよりお問い合わせください。