私はボタニカリーという会社を設立し、アロマのOEM事業を営んでいます。
そこで改めて自分の役割を思い出しながら、起業時にエンジニアがいることのメリットを考えてみました。

その中で、今回は「事業範囲拡大」について書いてみたいと思います。

会社を設立する時は、誰しもがその目的を持っていると思います。
ボタニカリーの場合はアロマの製造販売業ですが、あくまでお客様に最大限の価値を還元することを大切にしています。
つまり、お客様にとって必要であるならば、アロマの製造販売だけである必要はありません。
例えば、エンジニアである私がいることで以下のようなサービスを提供することができます。

  • EC-CUBEを使ったアロマの販売を支援する管理・販売システムの提供
  • WordPressを使ったアロマブランドのサイトやランディングページの制作
  • 上記システムやコンテンツの提供に付随するコンサルティングサービス
  • 今流行りのAIを使ったシステムやコンテンツの生成、サービス提供

など、起業時にエンジニアがいることで、システムを絡めた事業を幅広く展開することができるようになります。
これは他社に負けない自分たちの優位性を築いていくことになり、強みになります。
もちろんメインでアロマの販売をする上で必要なシステムの構築などは別にあって、それにプラスして事業を考えられるということですね。
これはテクノロジーの実装が遅れているような業界ほど、有効に働くと思います。
私自身もテック業界よりもそのような業界でお手伝いができればと考えています。

起業時にエンジニアがいなくて外注することも考えられますが、外注はやはり質を担保することが難しいですし、コミュニケーションが上手く行かず使えないシステムになったりと、コスト面以外にも大きなリスクを抱えることになります。そして大抵は多くの面で妥協・挫折することになるでしょう。
(特にコミュニケーション面では、非エンジニアとエンジニアで知識の乖離が大きく、上手くいかないことがよくあります)

その点、起業メンバーにエンジニアがいると密にコミュニケーションがとれますし、
エンジニアのモチベーションも高く、積極的にシステムの開発をしてくれるでしょう。
そして結果的にシステム開発を外注している企業と比べて質・コストの両面で大きな差をつけることができ、
事業範囲も拡大していくことができるのです。

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