SlowMistというセキュリティチームの調査によると、メールに届いたZoomの会議リンクをクリックすると、マルウェアがダウンロードされ、数百万ドル相当の暗号通貨が盗まれるケースがあるとのことです。
悪意のある会議リンクを発行している攻撃者は、Telegram APIを使用してフィッシングページのダウンロードボタンをクリックしたかを監視しているそうです。
会議への招待メッセージが届いた際は、それが予想しているものなのか、また、既知のアドレスから送信されたものであるかをリンクをクリックする前に少し考えてみます。
予想していないものであった場合はそれを破棄して、組織のメンバーにスパムメールであることを周知することをおすすめします。
また、暗号通貨を使用する場合は、セキュリティガイダンスに従うようにし、盗難時のリスクを認識することが大切です。
保険が提供されている場合もありますが、必ず保険が下りるとは限りません。