そんな堅苦しい話ではないのだが、最近よく考える。
ChatGPTによると…

1. 知識とは、事実や情報、スキルや理解、経験を通じて獲得されるものです。知識は具体的な事柄に関する情報を指すことが多く、学校で学んだり、調べたり、実際に経験することで得られます。知識は、組織だったデータや情報を通じて解釈し、人間が用いることができる形にまとめられたものです。

2. 知性とは、物事を理解し、判断し、問題を解決する能力のことを指します。知性は、知識を適切に適用して、新たな状況や複雑な問題に対処する力です。知性は、分析力や論理的思考、洞察力、創造力などのような抽象的なスキルを含む、より高次の思考能力を示すことが多いです。

3. 知識と知性の違いは、知識が具体的な事実や情報に関するものであるのに対して、知性はその情報をどのように使用し、適用し、処理するかに関する能力であるという点です。知識は、「何」に関するものであり、知性は「どのように」に関するものです。例えば、数学の公式や定理を覚えていることは知識ですが、それらを適切に用いて未知の問題に取り組んだり、新しい発見をする力は知性です。知識は積み重ねることができるが、知性はそれを活用する力であるため、知識が豊富でも知性が低い場合は、効果的な問題解決が難しくなります。両方をバランスよく持つことが、真の知的能力の発揮につながります。

ネットではAIによって仕事がなくなると言われているが、なぜなくなるのかを考え続けている。
最近立てている仮説は、それらの仕事が「デジタル」で、かつ、「知識」のみで完結する場合だ。

知識には既に確立された”方法”なんかも入っていて、プログラムで処理を行うことも大半はAIによって実行してもらうことが可能だし、SEO対策なんかもコンサルに頼まなくても質の高い情報を得ることができる。
webデザインのプロトタイプもベーシックなものであればデザイナーに頼まなくても良い。
こういったタイプの仕事は、今後AIが活用されていくのではないかと考えている。

一方、知性を必要とする仕事はデジタル上であっても残り続けるのではないかと思う。

プログラムであっても、扱っているデータやそれらの関連性が複雑な場合はそういった問題を解決する手法が確立されていないだろうから、知性の高いプログラマでないとAIの実装は難しいだろうし、日々発生する新たな状況や問題に対処することも一苦労だろう。
webデザインに関しても、アーティストのサイトなどは個性を前面に押し出すことで自分をブランド化できるわけだから、ベーシックなものは望まないだろう。そうなると知性の高いデザイナーが必要となる。

そう考えると、これから頼りにされる人になるためには、知性を磨く必要がある。
ChatGPTなどのAIは、必要な知識はほとんど提供してくれる。
その知識を使ってどういった問題を解決できるのか、またどういった応用ができるのか、どういったものが新たに作れるのか、そういったことを考えられる人にならないといけないのだと思う。
別にそれは世間に対して斬新で価値のあることである必要はない。自分にとって進歩といえることであればどんな些細なことでも良い。自分の中の知性はそれでちゃんと育っている。

プログラマであれば、お客さんや自社のサービスについて全体をよく把握し、自分から提案ができるような人は必要とされるだろうが、言われるがままの実装しかしないような人は一通りAIの実装が終われば必要とされなくなるだろう。
一度実装すれば、AIのメンテナンスもコードを書く必要はないのだから。(この辺りはまだ感覚として持っている程度)

何か知識を得たら、どんな些細なことでもいいから、自分の身の回りのことを考えて、応用してみよう。
そう自分に言い聞かせて、今日も知性を磨いていきます。